院長紹介/ドクターズインタビュー

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「病気を診る」だけでなく、「人を診る」医療を

はじめまして。池田クリニック院長の池田篤紀(いけだ あつき)です。
当院は、内科・消化器内科・肝臓内科を中心に、地域の皆さまの“かかりつけ医”として日々の診療を行っております。患者さまの中には、「どこに相談すればいいかわからない」「この症状は様子を見ていて大丈夫なのか不安」と感じておられる方も少なくありません。そんな時に、気軽に相談できる身近な存在でありたいという思いから、2017年に池田クリニックを開業いたしました。
これまで大学病院やがんセンターなどで培ってきた経験を活かし、生活習慣病をはじめとする内科全般の診療はもちろん、専門領域である肝臓病・消化器疾患・内視鏡検査などにも力を入れて取り組んでいます。症状や検査結果を丁寧にご説明し、ご納得いただいた上で適切な治療につなげることを大切にしています。
医療は、単に病気を治すことだけが目的ではありません。病気によって生じる不安や生活上の困難に対しても、患者さまやご家族と共に向き合うことが医師の役割だと考えています。地域の皆さまが健やかで安心した毎日を過ごせるよう、スタッフ一同、誠実で温かい医療を提供してまいります。
どうぞお気軽にご相談ください。

医師紹介

院長

池田 篤紀(いけだ あつき)

池田 篤紀(いけだ あつき)

資格・所属学会

  • 医師、医学博士
  • 日本内科学会認定医・総合内科専門医・指導医
  • 日本消化器病学会専門医
  • 日本肝臓学会専門医
  • 日本消化器内視鏡学会専門医
  • 日本消化管学会専門医
  • 日本がん治療学会認定医
  • 日本食道学会食道認定医
  • 日本医師会認定産業医

学歴

  • 2003年3月兵庫医科大学医学部 卒業
  • 2012年3月神戸大学医学部 消化器内科学 大学院卒業(博士号取得)

経歴

  • 2003年4月 神戸大学第二内科(糖尿病・腎臓・消化器内科)入局
  • 2003年6月 市立西脇病院 研修医
  • 2005年4月 神鋼病院 総合内科 レジデント(消化器・糖尿病担当)
  • 2007年4月 兵庫県立がんセンター 消化器内科 医員
  • 2008年4月 神戸大学 消化器内科学 大学院(2012年3月 博士号取得)
  • 2011年4月 兵庫県立がんセンター 消化器内科 フェロー
  • 2012年4月 神戸大学 消化器内科学 医員
  • 2014年7月 神戸大学 消化器内科学 特定助教
  • 2017年2月 池田クリニック 開業

副院長

池田 里砂(いけだ りさ)

資格・所属学会

  • 医師、医学博士
  • 日本整形外科学会専門医
  • 日本整形外科学会リハビリ認定医
  • 日本整形外科学会リウマチ認定医

池田クリニックドクターズインタビュー

内科全般から消化器疾患、生活習慣病、訪問診療、そして整形領域まで。池田クリニックは、地域に暮らすあらゆる世代の健康課題に寄り添い、「身近で頼れる存在」であり続けてきました。
今回は、院長の池田 篤紀(いけだ あつき)医師に診療に対する思い、これまでのご経験、そしてクリニックとして大切にしている姿勢についてお話をお伺いしました。
日々の診療の裏側にある“医師としての原点”や、“目には見えにくい不安とどう向き合うか”という姿勢から、信頼される地域医療のあり方が垣間見えてきます。

医師を志した原点は、祖父の診療姿と家族の病に向き合う日々

医師を志した原点は、祖父の診療姿と家族の病に向き合う日々
医師になろうと思ったきっかけを教えてください。

子どもの頃、祖父が内科の開業医として地域医療に従事する姿を見て育ちました。白衣姿で診療所を切り盛りしながら、患者さん一人ひとりに丁寧に接するその様子が、幼いながらもとても印象的で、「人の役に立つ仕事ってこういうことなんだ」と自然と憧れるようになったのです。
さらに、身近な家族が消化器疾患を抱え、つらい症状に悩まされる様子を見てきたこともあり、「医学を通して支えられる存在になりたい」という思いが強まりました。
医師という仕事は、単に病気を治すだけでなく、患者さんの人生そのものに寄り添うものです。今もその原点を忘れず、一人ひとりとしっかり向き合う診療を心がけています。

総合内科の経験と消化器がん診療で培った、全身を診る“目”

総合内科の経験と消化器がん診療で培った、全身を診る“目”
医師としてのご経験や診療への考え方をお聞かせください。

神戸大学の第2内科で、糖尿病・腎臓・消化器を中心とした幅広い内科疾患を学び、がんセンターや大学病院では消化器がんの診療・抗がん剤治療にも携わってきました。特に内視鏡診断は1年目から行っており、20年以上の実績があります。
この経験が今の診療にも活きていて、風邪や生活習慣病からがんの早期発見まで、“全身を診る目”と“専門的に見抜く力”の両立を意識しています。
当院では、血液検査・レントゲン・腹部・甲状腺・頸動脈のエコー、骨密度測定、呼気によるピロリ菌検査など、一次診療で必要なほとんどの検査を院内で完結できます。また、HbA1cや血糖値の迅速測定も可能で、糖尿病管理や健康診断異常値のフォローにも対応しています。

胃カメラ・大腸カメラをもっと身近に。早期発見のための内視鏡検査

胃カメラ・大腸カメラをもっと身近に。早期発見のための内視鏡検査
内視鏡検査に力を入れておられる理由と特徴を教えてください。

消化器がんは、早期に発見できれば9割以上が完治可能といわれています。しかし、「苦しい」「怖い」というイメージで検査を敬遠される方が多いのも事実です。
当院では、オリンパス社製の最新機種による経鼻内視鏡(胃カメラ)や大腸カメラを導入し、負担を最小限に抑えた検査を行っています。
経鼻内視鏡は、直径約5mmの細いスコープで鼻から挿入し、喉の奥に触れないため嘔吐反射が起こりにくく、苦痛が大幅に軽減されます。必要に応じて鎮静剤・鎮痛剤の使用も可能で、うとうとしている間に検査が終わるようにしています。
また、大腸カメラでは前処置の下剤指導から始まり、盲腸から直腸までを正確に観察。検査中に発見されたポリープ(腺腫)は、その場で日帰り内視鏡的ポリープ切除も行えます。

「内科×整形×在宅」の3軸診療。暮らしに寄り添う医療体制

「内科×整形×在宅」の3軸診療。暮らしに寄り添う医療体制
池田クリニックの診療の特徴はどんなところでしょうか?

当院では、診療の軸を「内科・整形外科・訪問診療」の3本に据えています。
まず、内科領域では、高血圧・糖尿病・脂質異常症など生活習慣病の管理に加え、睡眠時無呼吸症候群の検査(自宅用ポリソムノグラフィー)やスパイログラフィーによる肺機能検査にも対応。不整脈などが疑われる場合には24時間ホルター心電図(防水型)も行います。
整形外科領域では副院長と連携し、肩こり・腰痛・関節痛などに対する牽引療法、マイクロ波治療器、干渉波治療器、ウォーターベッド、メドマーなどの理学療法を提供。ブロック注射や関節注射による痛みの緩和も行っています。
訪問診療では、がん末期・難病・高齢による通院困難な方を対象に、ご自宅での診療・処方・在宅酸素管理などを行っています。急変やターミナルケアにも対応しており、住み慣れた場所でその人らしい療養生活が送れるよう支援しています。

健診異常値、放置していませんか?「まだ大丈夫」が命取りになる前に

健診異常値、放置していませんか?「まだ大丈夫」が命取りになる前に
健康診断の異常値をきっかけに受診する方も増えていますか?

はい、最近は健康診断で「脂肪肝」「コレステロール高値」「尿酸値の異常」などを指摘されて来院される方が多くなっています。特に脂肪肝は放置すると非アルコール性脂肪肝炎(NASH)に進行し、肝硬変や肝がんに至るケースもあります。
糖尿病においても、HbA1cが6.5%を超えると診断基準を満たしますが、6.0%台前半の“境界型”の段階から生活改善が極めて重要です。
高血圧症では、130/80mmHgを超える段階から将来の脳卒中や心筋梗塞のリスクが高まります。
当院では、迅速測定機器や画像診断を活用し、予防・早期治療・継続的な生活管理まで一貫して対応します。症状がなくても、「数値が気になる」と感じたら、まずは一度ご相談いただくことをお勧めします。

「病気でなくても相談できる」そんなクリニックでありたい

「病気でなくても相談できる」そんなクリニックでありたい
最後に、地域の皆さまへメッセージをお願いします。

当院がめざすのは、「病気を治す」だけではなく、「生活そのものを支える医療」です。
診療の場で大切にしているのは、患者さんが気軽に話せる空気感。医療用語を並べるのではなく、日常に置き換えて説明するよう心がけています。
「ちょっと調子が悪い気がする」「健診の結果が気になっている」――そんなときに、まず相談できる。そう思っていただける場所でありたいと思っています。
体の不調だけでなく、不安や疑問も含めて、“聞いてみるところがある”ことが、安心して暮らせる第一歩になるのではないでしょうか。
どんな小さなことでも構いません。地域に根ざす「医療の入口」として、皆さまの健康をこれからも支えてまいります。

監修: 池田クリニック 内視鏡検査 専門サイト

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