診療内容
診療科目:内科、消化器・肝臓内科、整形外科※
※木曜日午前に診察を行っています(週1回)。木曜午前は[整形外科]・[内科/消化器・肝臓内科]の2診体制となります。
内科について
風邪や胃腸炎などの日常的な病気から、高血圧・糖尿病・高コレステロール血症などの生活習慣病まで幅広く診療します。
特に生活習慣病は血管の動脈硬化を引き起こし、将来の脳梗塞・心筋梗塞・腎不全などのリスクになりますので、しっかりした管理が必要です。
そして総合内科専門医(院長)の立場から、内科一般、生活習慣病を中心に、どんな些細なお悩みでも、かかりつけ医として相談に応じます。
対象となる主な疾患
消化器科について
消化器病専門医・消化管(胃腸科)専門医の立場から内視鏡(カメラ)検査や超音波検査を用いて、食道・胃・十二指腸・大腸疾患や肝臓・胆嚢・膵臓疾患の的確な診断と診療を行います。
そして、腹痛、腹部の違和感、下痢、便秘などの、日常における消化器疾患の健康管理と治療を行います。
また、院長は長年にわたり、神戸大学病院や兵庫県立がんセンターで消化器全般のがんの診断と治療に携わってきましたので、どんな些細なお悩みでも、専門医として相談に応じます。
*内視鏡検査の予約は電話でも受け付けておりますので、お気軽にご相談ください。
(胃カメラは電話予約のみでも可能ですが、大腸カメラは検査の前日や当日午前に下剤の服用が必須なので、下剤の処方のため一度診察を受けていただく必要があります)
対象となる主な疾患
- 食道疾患(逆流性食道炎・食道がん、など)
- 胃・十二指腸疾患(ヘリコバクターピロリ菌感染による慢性胃炎、胃潰瘍、胃がん、十二指腸潰瘍、など)
- 大腸疾患(大腸ポリープ、潰瘍性大腸炎、大腸憩室炎など)
- 胆のう疾患(胆石症、胆のう炎、胆のうがん、など)
- 膵疾患(膵臓がん、膵のう胞、など)
肝臓内科について
肝臓は沈黙の臓器と言われています。症状が出る前の早期診断や管理、治療が大切です。
肝臓病には、脂肪肝、アルコール性肝障害、非アルコール性脂肪性肝炎NASH、薬剤性肝障害、B型慢性肝炎、C型慢性肝炎など、様々な要因があります。
とくにB型肝炎やC型肝炎のようなウイルス性肝炎は毎年のように新薬が発売され、目覚ましい進歩を遂げており毎年、治療のガイドラインが変更になっております。
当院では肝臓専門医の立場から各種の肝臓病の診断と治療、および肝硬変症の管理、腹部超音波検査などによる適切な診断や治療を行います。
また肝炎治療医療費助成制度を利用した検査・治療についても相談に応じます。
対象となる主な疾患
整形外科について
木曜日午前に診察を行っています(週1回)。木曜午前は[整形外科]・[内科/消化器・肝臓内科]の2診体制となります。
整形外科専門医(副院長)の立場から、整形疾患(骨折・捻挫・打撲)・リウマチ疾患の全般にわたって幅広く診療を行っています。
また生活習慣からくる腰痛、肩こり、膝痛、骨粗鬆症に対して保存的治療により患者様のQOL(クオリティ-オブライフ)を改善いたします。
また、慢性の腰痛、肩こり、ストレスによる不眠、筋肉の疲労物質の除去など、ロコモティブシンドロームによる様々な痛みや機能の低下に対して、当院ではリハビリテーション器具である、間歇牽引装置、マイクロ波治療器、干渉電流型低周波治療器、メドマー(フットマッサージ)、ウォーターベッドを設置しております。
対象となる主な疾患
- 骨折
- 捻挫
- 打撲
- 関節リウマチ
- 肩痛
- 腰痛症
- 頚椎症
- 変形性膝関節症
- 肩関節周囲炎
- 骨粗鬆症
予防接種について
当院では、インフルエンザワクチン・肺炎球菌ワクチン・帯状疱疹の予防接種・麻疹および風疹の予防接種・B型肝炎の予防接種などの各種予防接種も予約制にて随時行っております。
予約については、電話もしくは直接受付でお問い合わせください。
とくに高齢者の方には、1度の接種で5年間有効な肺炎球菌ワクチン(ニューモバックス)が肺炎の予防におすすめです。
予防接種予診票をダウンロード(PDF)いただけます。
インフルエンザ予防接種予診票 [PDF]
当院でできる検査
- 胃カメラ(胃内視鏡検査)
検査前に口(経口法)または鼻(経鼻法)からの挿入を選択することができます。
当院では最新の苦痛の少ない経鼻内視鏡を用いて検査を行っており、経鼻法はわずか5mmの鉛筆の細さの柔らかい内視鏡を鼻から挿入して、上部消化管(食道・胃・十二指腸)を観察します。検査直前に表面麻酔薬を服用していただいてから、検査を行います。検査時間は5~10分程度です。とくに経鼻法では口から挿入する場合と違い、のどの奥にある舌の付け根に触れないため吐き気などを感じにくく、体にかかる負担も少なく、検査後はすぐに日常生活に戻れます。異常が疑われる場合には、その場で組織の採取も行います。
胃カメラ検査を楽に受けていただけるよう、鎮静剤を用いて寝ている間に検査を行うことが可能です。
内視鏡検査について詳しくはこちら - 大腸カメラ(大腸内視鏡検査)
あらかじめ前日夜と当日午前に下剤を服用していただいてから、検査を行います。肛門からカメラを挿入して大腸(盲腸・上行結腸・横行結腸・下行結腸・S状結腸)・直腸を直接観察して大腸癌やポリープ・炎症性疾患などの病気がないか、診断していきます。検査時間は15~20分です。
ポリープ(腺腫)が見つかった場合でも大きさに応じて、その場で切除することも可能です(日帰り大腸ポリープ内視鏡切除)。- カメラ検査は鎮静剤(うとうとする麻酔)を使用して寝ている間に検査を受けていただくことも可能です。
ただし、鎮静剤を使用して検査を希望される場合は、ご自身で運転しての来院はご遠慮ください。麻酔から回復したと感じても注意力が散漫となるため、交通事故を生じる可能性が高くなります。 - 内視鏡機器は最高の画像を得るため、オリンパス社製の最新の胃・大腸内視鏡機種を使用しています。
- カメラ検査は鎮静剤(うとうとする麻酔)を使用して寝ている間に検査を受けていただくことも可能です。
- 各種内視鏡検査・手術のご説明と同意書をダウンロード(PDF)いただけます。
上部消化管内視鏡検査に関する説明と同意書 [PDF]
下部消化管内視鏡検査に関する説明と同意書 [PDF]
内視鏡検査・治療における鎮静剤使用に関する説明と同意書 [PDF]
内視鏡的大腸ポリープ切除術に関する説明と同意書 [PDF] - 腹部エコー検査/頸動脈・甲状腺エコー検査 最新の超音波機器を用いて、苦痛や放射線の被曝なく検査を受けていただきます。
- 血液検査
- レントゲン検査
- ヘリコバクターピロリ菌検査(呼気テスト)
- 骨密度測定検査 骨粗鬆症とは、骨量が減少することにより骨の中の構造が壊れ、非常にもろい状態となって折れやすくなる症状のことを云います。早期発見と治療効果の判定には、骨の中にあるカルシウム・マグネシウムなどのミネラル成分量を測定する骨密度測定が重要です。
- 迅速ヘモグロビンA1c(HbA1c)測定
- 迅速血糖値測定
- スパイログラフィー(肺機能検査法) 肺活量や一秒率、肺年齢など慢性肺疾患(肺気腫、喘息)の診断が可能です。
- 睡眠時無呼吸検査(ポリソムノグラフィー) 自宅で簡易型ポリソムノグラフィーを装着することで1時間あたりの無呼吸の回数(AHI)を測定できます。AHIが40以上では重症と判断されCPAPの適応とされます。
- 携帯用防水型24時間ホルター心電図 小型の携帯用防水型24時間ホルター心電図を導入いたしました。不整脈や動悸、一過性の意識消失などの症状の検査に役立ちますので、心配な方はご相談ください。
当院でできるリハビリテーション
- 間歇牽引装置 首の痛みや肩こり・腰痛に効果が期待できます。
- マイクロ波治療器 首の痛みや肩こり・四十・五十肩などの関節痛に効果が期待できます。
- 干渉電流型低周波治療器 腰痛など身体の深部の痛みに効果が期待できます。
- メドマー(フットマッサージ) 足の血行促進などのマッサージ効果によるむくみの改善効果が期待できます。
- ウォーターベッド 全身の血行促進などのマッサージ効果によるリラクゼーション効果が期待できます。